碧山文庫が2017年頭に本にまつわる考えていること

本を読むこと。簡単なこと。

でも、そんな簡単なことでも、続けるためには日々の積み重ねがとても大事。

世の中が平和であることはもちろん、心の平穏だったり、家族や周囲の協力を得られるようにすることが前提となる。そして「本を読む」ことを、自分の暮らしのなかに位置づけて、費用や時間を生み出すための不断の努力を惜しまないことも肝要だ。

ある統計*によれば、日本国内では年間に約8万点が出版される。それらたくさんの書籍のなかから、自分が読んで心揺さぶられる本、発見がある本、誰かに薦めたくなる本に出会えるってことは、ほんとに難しいことだし奇跡的なことかもしれない。

それでも、これからも本を読み、人に勧めたりすることを、自分のライフワークのひとつとして続けたい。昨年(2016年)に始めた「一箱古本市」への出店もその一環だ。今年も引き続き出店していく予定。そのほか、委託の本棚にも積極的にチャレンジしたい。

このブログでは、毎週、次のどれかのことを紹介していきたいと思う。

  • 読了もしくは今読んでいる本や雑誌、ZINEなど
  • 一箱古本市への出店、書店や出版など、本にまつわること
  • 本を読む場所やBookCafeなど

1年間、52週あるから、52の本やものごと、場所について発信することになる。どのぐらい続けられるか、ひょっとするとできない週もあるかもしれないけれど、初心忘れず、自分の思ったこと、感想を素直に継続して記述・発信していきたい。

それから、夢の書店の開業準備のことも書いていくつもりだ。これは、上記のカテゴリーとは別に不定期に発信する。書店といっても、どのような形態となるかは柔軟に考えている。相手のあっての商売だからこそ、最初から完成されたものとしてではなく、どんな書店が求められているのか考えながら、試しながらスタートすることを想定して、開業しながら作り上げていく、いわば『走りながら考える本屋さん』だ。

それではブログの開始。読者は一人もいなくても、始めてみよう。では宜しくお願い致します。

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日々の雑事や考えたこと、本やその周辺のつぶやきはTwitter碧山文庫 (@hekizanbunko) | Twitterで、一冊の本やものごとについて、ある程度まとまった文章にまとめるのは週に一度、このブログでと考えている。

 *統計局ホームページ/日本の統計 2016−第26章 文化